読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

3mix-mp法の解説と体験談

歯科の治療法、3Mix-MP法について

3Mix-MP法について

3Mix-MP法とは、虫歯をできるだけ削ることなく治療する温存治療の一つです。

虫歯菌を薬剤で除菌する治療法なので、普通なら抜髄(神経を抜く)するケースであっても、3Mix-MP法を使えば残せることもあります*1

2006年から2008年くらいに「痛くない治療法」としてマスコミでも取り上げられていたのでご存知の方も多いと思います。

ところが最近はトント耳にしない。一般化したからなのか、否定的な歯科医が多いからなのか、どちらなんでしょうか。

ネットで調べてみると3mix-mp法の治療を受けてもうまくいかなかった例がよく目につくので、否定的な人が多い印象です。

じゃあ失敗が多いのかというとそうとは言い切れません。温存治療の場合、うまくいったかどうかは結果論でしか語れないので、「成功した」とは書きにくいんです。

3Mix-MP法今のところ成功?

私自身、治療を受けてから4年以上が経過しています。その間、痛みが出たことはありましたが、知覚過敏やその他原因不明のものだったらしく、歯そのものには問題はないとのこと。

だけど、実は歯の中に菌が生き残っていて、明日痛みが出るかもしれない。そのため「今のところ」治療の成果が出ているとしか言えないんですね。

温存治療と考えれば、抜髄を先延ばしできるだけでも御の字

私が3Mix-MP法で治療してもらった時は、抜髄(神経を抜く)しかないという状態でした。

歯医者嫌いで虫歯の痛みを鎮痛剤でごまかして過ごしていたのが祟って、近所の歯科に行った時には既に手遅れ。神経を取って根管治療を行ってクラウン(被せ物、金歯やセラミック)をするしかないと診断されました。

金歯が嫌、というより、神経を抜くのはできれば避けたかったので、無理だろうと思いつつも3Mix-MP法を施術している歯科を探して突撃しました。

その先生は「ここまで酷いとうまくいくか分からんけど、やって様子を見よう」と言って3Mix-MP法での治療をしてくれました。

うまくいかなくて当然、先延ばしできればラッキーという考えだったので、失敗は承知でいました。

結果として4年以上もなんの支障もなく食事もできているのだから、本当にありがたい話です。


3Mix-MP法を虫歯根治の手法だと考えず、重篤な場合でもひょっとしたら神経を抜かずに済むかもしれない温存治療・保存的療法と考えるといいだろうと思います。

温存治療で様子を見て、うまくいかなければ他の手法を試すって、よくあることですよね。

歯科医の視点ではどうかはわかりませんが、治療を受ける側からすれば、それでいいと思いませんか?


一般に3Mix-MP法は自費診療になりますが、根管治療をして被せ物を作るより早いし、安いことが多いと思います。神経をすぐ抜くよりは、とりあえず数ヶ月でも、数年でも先延ばしできれば御の字でしょ?

※適応できるケースとできないケースは当然あり、歯科医の判断次第です

*1:ただし、失敗することはあります